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【結婚とは】
「日本メンタルヘルス協会」の代表 衛藤信之さんのトークライブに参加して来まし
た。そのときに結婚についてを綴った『えとうのひとりごと』というメッセージをいただ きました。とてもためになる内容だと思ったのでここでシェアーしたいと思います。 (一部抜粋) 『えとうのひとりごと』 「結婚とは、いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことがない航海」とドイツの 詩人ハイネは言っています。たしかに結婚も含め人間関係は確実に「これが完璧 な航路だ」と言うものがありません。つねに手探りなのです。でも、この手探り感覚 不安定な関係だという自覚が大切なのだろうと思います。 「絶対にこの関係は大丈夫」「相手のことはすべて知っている」「二人の関係は終 わらない」と思っていた二人が「約束のはかなさ」「人の心の奥深さ」「人間関係の 不安定さ」を強制的に教えられ、いかに多くのカップルが別れていったことだろう。 僕も両親の離婚や父の浮名を流した数多くの恋愛の影に幼い頃から住みながら、 イヤと言うほどそれを教えられました。そう、人の約束の儚さを・・・・・ だからこそ、会話がかもし出す誤解や微妙なズレの怖さは知っている。そして、 安定の上にあぐらをして、語り合わないことで失ってゆく関係の危うさも。 「灯台もと暗し」安定した基盤の夫婦関係にこそ注意をそそぐことが大切です。 違う体と二つの心、混ざり合うことは決してないのかもしれない。二層に分れた ドレッシングに、時々シェイクがいるように。 そう相手の笑顔の裏にあるカゲリに。ふとした相手の背中にある重荷に注意を はらいたい。それをしなくなった時に夫婦には大きなミゾが生じてしまうのです。 大きなミゾになる前にお互いにスキマを埋める気遣いが必要です。 「予防の1オンスは治療の1ポンドに勝る」 カウンセリングの相談や周囲の別れたカップルを見ていると、お互いに求め続け る期待値の高さと、相手に対する甘えが見え隠れするのです。 お互いが出会った最初の頃は良いのですが、結婚して長年連れ添っていると 「してくれて当然だ」「このぐらいは言わなくても理解してくれるはずだ」 このように相手に対して期待ばかりかける甘えの心理が出てきます。「してくれて あたりまえ、してくれないのは相手が悪い」これは子どもが母親に自分が望むよう に動いてくれてあたりまえ、自分の気持ちを解らないのはママが悪いと思う心理に 似ています。 「親しき仲にも礼儀あり」これが出来るのは大人の心理です。大人は親しい人にも 感謝を忘れません。外ではよい人、家庭では暴君になる人は家庭の中でわがまま な子どもなのです。相手が自分の欲求をかなえてくれるうちは優しいのに、自分が 望むようにならなくなると一変して不機嫌になります。怒鳴ったり、理屈をこねて弱 い相手に理論で言い負かしたりと、バリエーションも様々です。 本当の強さは安定感です。本当の大人はムキにならない。大人は子どもと戦う時 には真剣になりません。相手を守りながら戦いを楽しみます。感情的にムキになり 勝ち負けにこだわるのは子どもだからです。 相手は自分と違う人生で生きてきたのです。ですから、お互いに共通点もあります が違いも確実にあるのです。なぜなら、相手はこちらの都合で動く便利なロボット ではないからです。その違いを認めながらも一緒に生きてゆこうと決意するのが 夫婦の秘訣です。 もちろん、甘えることもあるでしょう。期待することもあるでしょう。でも、それが 「あたりまえ」ではないことを思い出したら感謝を忘れないことです。そしてその 素直な心を機会をみて相手に伝えることです。 「そんなこと相手に言えないですよ」「言わなくてもわかってくれるはず」がそもそも 子どもの心理からくるものなのです。そして、お互い語り合って、伝え合って生きて きた先に「言わなくってもね、わかりますよお爺さん(お婆さん)」になる。そんな 老夫婦になって、ゆっくり散歩でもしながら二人で桜を楽しみたいものですね。 最後に・・・ 結婚式に招待されて僕が作った詩があります。 君の夫や妻は 君のものではない ある家庭で愛されて育てられた、大切な息子であり娘である これから 君達二人は共に暮らしはするが 決して相手が君に属することはない 君は相手に愛情を注いだとしても 相手に君の価値観を押し付けてはならない なぜならば 相手には 相手の考えや価値観があるのだから 君が相手を理解する努力をしたとしても 君が理解されないことで相手を責めてはならない なぜなら 愛は与えるものであり 与えることにこそ喜びを感じることが真の愛だからだ。 BY 衛藤信之 それぞれの夫婦が人生の花を咲かせることを祈りながら・・・・・ |
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