2009年10月22日
2009/10/22
私が以前読んだ本に「夫婦間の危機に対処する10か条」というものが載っていました。
これをこのコラムの連載として、いくつかに分けてお伝えしたいと思います。
お待たせしました!今回は第8弾です。
夫婦間の危機に対処する10か条(1~7はTOMOKO’Sコラムに掲載)
8. 状況に応じて心理的距離を保て
いかがでしょうか?
今、まさに夫婦間の危機を感じている人にとってはキツク感じる言葉かもしれませんね。
納得したり、ハッとしたり、反発や抵抗、もしくは無反応かもしれませんね。
私がこれを読んで感じたことを述べようと思います。
「状況に応じて心理的距離を保つ」
これを実践するのはなかなか難しいと私は感じますがいかがでしょうか。
また、心理的距離は一定に保てるものではないと私は思います。
人には感情があるのです。
いつも同じではいられません。
揺れ動いて当然なのです。
自分はパートナーに近づきすぎていないか、それとも離れすぎていないか、関わり具合は適切なのかを考えてみましょう。
相手の反応、雰囲気で分かるかもしれませんし、分からなければ直接聞いてみましょう。
そしてまた、パートナーの自分に対する関わりは適切なのかどうか感じてみましょう。
パートナーにどういうときに何をしてほしいのか、どういうときに構ってほしいのか、どういうときに放っておいてほしいのか、ご自身の傾向性が見えてくると思います。
いつも近すぎると鬱陶しいししんどいし、いつも離れすぎていると物足りなさや寂しさを感じるのは決してあなたのわがままではありません。
これが状況に応じて心理的距離をはかるということで、保つことによってパートナーとの関係性が良くなることに繋がるのではないでしょうか。
心理的距離は空間的距離と時間的距離に比例します。
空間的距離は「どれだけ同じ空間一緒にいるか、傍にいるか」ということで、時間的距離は「どれだけの時間一緒にいるか、どれだけの時間関わっているか」ということです。
空間的距離、時間的距離を調整することによって心理的距離を調整することができます。
もしかしたら「いつも近くにいなければ」「これ以上近づきたくない」など一定の距離を保とうと思っていませんか?
これからはお互いの心理的距離を、状況に合わせていく努力をしていきませんか。
その努力によってお互いをより分かり合えることはもちろん、自分がパートナーにどういうときにどうしてほしいのか気づくこともできます。
そして、最終的にはお互いが心地よい心理的距離を探し当てることによって、無理なく末永くより良い関係を続けられるのではないでしょうか。
あなたとパートナーはいつ、どこで、どういうときに、相手にどうしてほしいのか考えてみませんか?
そして、お互いができるだけお互いの求めることに応えようと努力してみましょう。
どうしても応えられなかったら、他に方法はないか話し合ったり、そこは目をつぶるなど代替案はいくらでもあるので、柔軟に受け止めてみてください。
できないものはできない、その代わりできることは相手の要望に誠実に応えればいいのです。
そしてそれが無理なく、当たり前にできるようになり、お互い心地よくなったら、それがその状況に応じた適切な心理的距離になったということでしょう。
もし、あなたがどうしても状況に応じた心理的距離を拒否してしまうのならば。
もし、あなたがどうしてもパートナーに「こういうときにはこうしてほしい」と伝えられないのならば。
それはなぜでしょう?
あなたはなぜパートナーとの適切な心理的距離をはかるべきではないと思うのでしょうか?
あなたはなぜパートナーに近すぎる、もしくは遠すぎる心理的距離を保とうとするのでしょうか?
あなたがなぜパートナーに不適切な心理的距離をとられているのに、そのままにしようとするのでしょうか?
その状態でパートナーとこれからも生活を続けられますか?
あなた自身の内面を見つめなおす良い機会かもしれませんね。
もし、それを望むのなら、私は精一杯お手伝いさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー
萩原 知子